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交わり

2008/07/05(土) 21:18:28
彼の両手が、わたしの腰を掴む。
ペニスの先端がヴァギナにあてがわれ、ゆっくりと、ゆっくりと、めり込んで来る。

彼は、わたしの濡れ具合になど頓着せずに挿れるから、時にはそこに、きつい抵抗を感じる場合がある。
けれども、一旦彼が突き刺さると、わたしの中はたちどころに溢れる様に濡れそぼる。
この直前の、濡れ始めのわたしの感触が、彼はとても好きだと言っていた。
少し摩擦を感じながら、段々滑りが良くなる過程を、ペニスで愉しんでいるらしい。

この時も彼は、ゆっくり大きく腰を前後させた。
一番奥までぐぐぅっと突き入れられ、ゴリゴリと削られる様に抜かれる。
わたしの激しい呼吸に、悲鳴の様な音が混じる。
彼の、深い息遣いが聞こえる。
繰り返されているうちに、わたしが溢れ出す。
彼の動きが、少しずつ早くなる。
わたしも合わせて腰を動かし、彼をより深くまで導こうとする。
故障している両手首に、激痛が走る。
これがなければ、もっと腕を突っ張って激しく動けるのに…。

肘をついて腰を高く突き出した姿勢で、彼の抽送を受け止める。
自分の喘ぎ声がうるさくて、ふたりの擦れ合う湿った音は、聞こえない。
声を殺そうとしても、止める事が出来ない。

  はあっああっはぁっはっああっ…

他に聞こえるのは、彼の激しい息遣いと、ふたりの身体がぶつかり合うパンパンという音だけ…。

何度か高い処に到達し、わたしの身体から力が抜け始めた。
彼がペニスを抜くと、わたしのお尻を押した。
体位を変えろという事だ。
緩慢な動きでベッドの中央に這っていき、仰向けになる。
わたしの上に覆い被さった彼が、すぐにわたしに突き立てる。

  あぁあっ!

快楽の悲鳴が迸る。
彼の唇が、わたしの口を塞ぐ。
深く深く口づけしながら、わたしを抉り続ける。
達しても達しても、わたしの身体はより深い快楽を求めて蠢き、彼の激しい抽送を悦ぶ。
体位が変わったことで、わたしの耳に、ぐちゅぐちゅという厭らしい音が届く。
まだまだ溢れている。
気持ちいい。
彼のペニスと、彼の唇。
気持ちいい。
気持ち、いい。

相変わらず彼は、真っ直ぐにわたしを見下ろしている。
黒曜石の様な、冷たい観察者の瞳ではない。
彼もまた、快楽に翻弄されている様な光を瞳に湛えていた。

  ああ。

彼が、低い掠れ声で返事をした。
わたしは、無意識に言葉を発していた。

  Tさん…嬉しい…
  欲しかったの…
  これが…欲しかったの…


  ああ。

口づけを繰り返しながら、彼が微妙に突き立てる角度を変える。
その度にわたしは痙攣し、身悶える。
逝って、逝って、朦朧とし始める。

  ああ…Tさん…素敵…Tさん…

うわ言の様に、言葉が零れる。
彼の顔が、苦しげに歪んだ。

  あっ…くそ…

小さく罵った。
次の瞬間、わたしの中で、ペニスがドクンっと脈打った。
彼がぐったりとわたしに圧し掛かる。
わたしは、彼の身体を精一杯力を込めて抱き締める。
ドクンっ…
ドクンっ…
彼がわたしの中に注ぎ込む時間は、とても長く感じた…




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